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| A5505SAミュージックプレーヤー化 |
| 最近の携帯電話というのは何でもアリになってきた感があり、 一時期はネットが出来ることや、ゲームが出来るだけでも大騒ぎだったのに 現在ではTVだったりラジオだったりあるいはムービーだったりも実装されて PCの進化を早回しで見ているような気分にさせてくれます。 かく言う私も、今まで使っていたA3011SAの 電池の持ちが著しく悪くなってきたことと、 とにかく久しぶりの三洋製ハイエンド機が出るという事で、 五月の発売と同時にA5505SAに機種変更してみました。 (機種遍歴はC401SA→A3011SA→A5505SA) 個人的にメイン画面から長押しで色々な機能が割り振られている 三洋機のインターフェースから離れられない身ですので、 久しぶりにハイエンドに位置づけられている機種が出ただけでも満足なのですが、 グローバルパスポート、電子コンパスによるナビウォーク、 メガピクセルカメラ、FMラジオ、ステレオツインスピーカーなど ハードウェア面でもかなりの機能を搭載しているので 多機能さと使い勝手には大変満足しています。 そして、公式にはアナウンスされていないのですが、 A5505SAにはminiSDカード内にある、 AACコーデックでエンコードされた音楽ファイルを再生することで 疑似的にミュージックプレーヤーとして使うことも可能になっています。 せっかくだからこの機能を活用しよう、ということで 当ページでは、再生に至るまでのhow toを中心に解説していきます。 本来の使用方法からすればイレギュラーですので当然ですが、 このページの内容を実行する場合は全て自己責任でお願いします。 動作機種については、あくまで5505のみとさせて頂きますが 他の機種でもこの方法で作成したファイルが動く機種はあります。 当方でサポートできるのは5505のみ、という事にして下さい。 基本的には3g2の着うたに対応した機種であれば 制限の多少はあれ再生できるのではないかと思います。 あくまでも公式にはアナウンスされていない機能ですので、 この件に関して回線事業者や製造元への問い合わせは行わないで下さい。 それでは、手順について解説します。 1.携帯電話を準備する aacコーデックの再生可能な機種は、5505以外にもあるようですが 当方の所持している機種がA5505SAのため、 当サイトではこの後5505の話をメインで展開させて頂きます。 まずは本体がないとお話になりませんが、 ここを見てるくらいですので、本体はすでに持っていると思います。 同様に、試供品として本体に付属してきたminiSDカード(16M)や 平型端子に対応したイヤホンもお持ちの筈です。 見当たらないという場合は、もう一度の箱の中を探してみて下さい。 実際音楽を聴く際は、16M程度ではとても足りないのですが、 とりあえずどんなものか試すというだけならば 大容量のminiSDは不要ですので問題ありません。 一通り試してみて、財布とも相談しつつ好みの容量にすればいいかと。 ちなみに、飼育の使用しているminiSDカードは東芝製の64Mです。 これで、大体20曲弱くらいまでは入れることが出来ます。 一応、容量選びの参考にして頂ければ幸いです。 2.PC側の準備をする 携帯の準備が出来たら、次はPC側の準備です。 まず、標準添付のUSBケーブルは手元に用意しておいて下さい。 miniSDに対応したリーダー/ライターをお持ちならば結構ですが せっかく本体がマスストレージに対応していることですし、 当ページの解説ではUSB直結で転送を行います。 次に、ソフトウェアの設定です。 aacコーデックのファイルを作るには Apple社のクイックタイムが もっとも便利なのですが、 クイックタイムのフリー版ではaacエンコードは不可能で、 シェアウェアのプロ版を購入しないといけません。 プロ版はプロ版で、ムービーが作成できるなど高機能なのですが、 いかんせんちと高い(3780円)ため当ページでは、 フリーで配布されていながらaacファイルが作成可能な 同じApple社のiTunesを 使用することとします。 飼育はiPodを購入したためiTunesをインストールしてありますが、 無い場合はApple社のページからダウンロードして下さい。 なお、ここではインストールに関しての説明は省くこととします。 インストールまで終わりましたら、解説スタートです。 3.再生したいファイルを用意する(CD編) まずは、5505に取り込みたいファイルが、CDの場合です。 iTunesを起動したら、CDをマウントして下さい。 まずはiTunesの設定で、エンコードをAACに設定します。 編集→設定→インポートタブ 通常設定でAACによるエンコードが有効になっていない時は ![]() インポート方法のリストからAACを選択してください。 設定は、いじった方が良い時もありますがとりあえずは自動で。 ![]() 設定が終わったら、再びメイン画面に戻り 右上のインポートボタンをクリックして下さい。 ![]() これで、エンコードが始まるはずです。 エンコードが終了したら、保存したフォルダを開きます。 ちなみに選曲に深い意味は無いです。一番近かったんで。 通常だと、デフォルトの保存場所は C:\Documents and Settings\ユーザー名 \My Documents\My Music\iTunes\iTunes Music ここになってる筈ですのでそこを開いて下さい。 ユーザー名はもちろん使ってるPCのユーザー名です。 このフォルダの中に、アーティスト名でフォルダが作られているはずです。 ![]() アーティスト名→アルバム名という風に作ら れてるので その通りに階層を進めば問題ないかと思います。 ![]() トラック名.m4a というファイルが出来ている筈ですが、 これがAACエンコードのオーディオファイルです。 画像ではwinampに関連付けされていますが 大抵の人はiTunesかクイックタイム辺りになってるはずです。 ここまでで、CDからのファイル作成は完了です。 次に、既にmp3でエンコードしたファイルを AACで再エンコードする方法に進みます。 すぐに5505へ転送したい人は 5.転送する前に……まで進んで下さい。 それでは、次の解説。 4.再生したいファイルを用意する(mp3編) 圧縮されたファイルを別のエンコードで再圧縮するため、 音質の劣化はどうしても避けられないとはいえ 手元にあるmp3資産のコトを考えたり 膨大な量のCDを再エンコードする手間を考えたり 実際によく使うのはこちらの方法かと思います。 iPodはともかくとしてほとんどの音楽プレーヤーでは AACよりもmp3の方が親和性が高い為 mp3は残しておきたい! という人もこちら。 (解説の為に一度ライブラリは初期化してあります) まずはiTunesを起動して ファイル→ファイルをライブラリに追加を選んで下さい。 今回は単一ファイルをAACエンコードに変換しますが フォルダをライブラリに追加で同様に操作すると (アルバム等を一つのフォルダにまとめてある場合) まとめてエンコード出来るので使い分けてみると良いと思います。 ![]() さて、ポイントして開くを選択すると、こんな感じでライブラリに追加されます。 ここでは説明の為一つしか追加していませんが、 実際は複数ファイルがある事も多いかと思われます。 ![]() あとは、ライブラリ上で選択して右クリックすると 選択項目をAACに変換というメニューが出 ますので それを選ぶと再エンコードが始まります。 ![]() 再エンコードが完了したファイルは、先ほどと同様 C:\Documents and Settings\ユーザー名 \My Documents\My Music\iTunes\iTunes Music 通常はここに保存されますので探してみて下さい。 ![]() ちなみに、ファイル名の頭が01 01となっているのは iTunesが先頭に連番を自動で振る仕様になっているので 既に連番が振られたファイルをエンコードするとこうなるようです。 後述しますが、どうせ転送時にはリネームの必要があるので それほど気にしなくても問題ないと思います。 これで、mp3からのエンコード編も終了です。 ちなみに、wmaはもっと簡単で 元々iTunesがwmaを扱えない為、 同様の手順でインポートしようとすると 自動でAACに変換してくれます。 5.転送する前に…… さて、ここまで来たら転送なわけですが、 その前に5505側でいくつか注意する点を挙げておきます。 ・miniSD設定で、メモリの使用状況を見ておく カメラで撮った画像データの保存との兼ね合いもありますので あまりギリギリまでデータを詰めてみるのはお勧めしませんし また十分な空き容量があるかどうかも確かめて下さい。 無い場合は各自データ整理等すると良いかと思います。 ・再生データ設定をリピートにしておく データフォルダから左ソフトキーで設定に飛び リピートの設定をONにして下さい。 これはminiSDにも適用されるので、 オーディオファイルを再生した時もリピートになります。 一曲鳴動で構わないという方はオフでも良いでしょう。 以上の設定が終わったらminiSDカードを本体にセットし USBケーブルでPCと接続して下さい。 マスストレージモードを選択すれば、PCから認識されるはずです。 ちなみに待ち受け以外からではUSBケーブルを接続しても 5505側から認識されないようなので注意して下さい。 ![]() 初期化済みのこのカードでは、ご覧のように何もありませんが カメラなどで画像を撮っていればDCIMフォルダや PCフォルダに色々転送していたりするとPRIVATEフォルダが出来てるはずです。 さて、ここで問題なのが 5505はそこらの音楽プレーヤーと違って 決まったフォルダに決まったファイル名で配置しないと 本体側から音楽ファイルを認識してくれないということ。 以下、ミュージックプレーヤーとして使う為に必要十分の フォルダ階層を書いておきますので各自作成して下さい。 I(PCにより違います):\PRIVATE\AU\DF \D_SD 6.音楽ファイルの転送 さて、D_SDフォルダを作成したらいよいよファイルの転送です。 ここでは先ほどmp3から変換したファイルを転送します。 先ほどのファイルは ファイル名.m4a となっていますが これを SDS_0***.3g2 にリネームして D_SDに放り込んで下さい。 (***部分は001-999までの数字。ここの数字が 5505本体で認識される時の数字にもなっている) 今回は最初なので、SDS_0001.3g2とします。 拡張子変更時には警告が出ますが、無視して構いません。 ![]() こんな感じで転送が終わったら、 USBケーブルを抜いて確認してみて下さい。 miniSDデータフォルダにサウンドの項目が出来ていればOKです。 ファイル* のファイル名で5505からは認識されるので、 必要ならサブメニューからタイトル編集でリネームして下さい。 選択して決定キーを押せば、問題なく再生されるはずです。 再生画面にはタイトルも表示されるので、 やっぱりリネームはやっておいた方が良いかと思います。 ここで再生できない場合はFAQへどうぞ。 ちなみに、イヤホンを付けてない場合はスピーカーから再生されますが 結構電池食うみたいなのでイヤホンで聞いた方が良いと思います。 7.よりよい再生の為に さて、ここからは補足みたいなものなのですが、 ご存じのように5505の本体側イヤホンジャックは 最近携帯で採用され始めた平形イヤホン端子になっており 普通のヘッドホンで使われるミニプラグはささりません。 が、本体付属のイヤホンは作りもチャチく、 装着感は良くできた作りのヘッドホンには及ばないし 音質的にもあまり期待できたものではありません。 が、平型プラグに対応していてステレオのイヤホンや ステレオのまま平形を丸形プラグに変換するアダプタは 探してみると結構無かったりするのが現状です。 唯一音質的に期待できそうなのは ソ ニーのDR-EX51S10あたりですが、 実売価格で五千円前後と、かなり高価。 同様のカナル型イヤホンが2〜3000円で買える以上 この額を出すのは少々バカらしい気もします。 ですが、実はもっと安い値段で 手持ちのお気に入りイヤホンを使えるようにする方法があります。 それが、auから出ているオプション品の存在です。 A5503SAなど用のオプションとして、 平型ステレオイヤホンマイクというものがあります。 au onlineショップでは1144円 私が地元のショップから取り寄せた時は1300円くらいでした。 なんにしろ千円台で購入できます。 ![]() これは、普通のスイッチ付きイヤホンマイクなのですが なんとマイクから先は普通のミニプラグになっているので そこらで売ってるヘッドホンのほとんどが繋げます。 (流石にオーディオ用標準プラグは物理的に無理ですが……) これを使えば、お気に入りのイヤホンで音楽を楽しめます。 さらには、ミニプラグなら問題ないので スピーカーに繋げるなんて事も出来たりします。 もちろん、イヤホンマイクですので 普通にこれで通話も出来たりするので(要設定) 純正イヤホンの音質に不満がある方は 取り寄せてみるときっと気に入ると思います。 ただしマイク部分の質感はプラスチッキーで、 それほど格好の良いものではありませんが……。 auショップに行き、カタログの最後の方に載ってる オプション品一覧から平型ステレオイヤホンマイクを指定すれば あとはショップの方で取り寄せてくれるはずです。 ちなみに、公式には専用イヤホンでないと 5505内蔵のFMラジオは利用できないということになっていますが このイヤホンマイクでもちゃんとFM受信は出来ますのでご安心あれ。 スピーカーで再生したい時などは、マイク部分まで繋ぐだけでも十分です。 感度も、私の使う限りでは悪くなった気はしませんでした。 8.FAQ プレーリスト再生は出来ないの? 本体側にデータを移せば可能ですが、 データフォルダ容量が10Mなので現実的ではないようです。 基本的にはリピート再生で、飽きたら手動で曲を選択して 次の曲に移っていくというのが使い方かと。 一曲終わると止まってしまうんだけど リピート再生設定がオフになっているようです。 データフォルダの設定メニューから リピートをonにすると自動でリピートするようになります。 再生中、バックライトつきっぱなしなんだけど? 仕様です。仕様らしいです。 サブ画面の方が幾分かは消費電力もマシだと思いますので 閉じておくのがせめてもの対策だと思います。 再生できる上限のファイル容量は? 単体で4Mまでということになっています。 再生できない場合はまずファイルサイズを確認して下さい。 対策としては、iTunesの設定でビットレートを下げるという手があります。 当然音質には響きますので、各自色々と試してみて下さい。 また、クイックタイムプロがある場合はムービーとして作成すると 倍の8Mまでの再生が出来るらしいですが、 音声単体で4Mを超えたときの挙動については未確認です。 どのくらいのminiSDまで使える? 一応、現時点で市場に出ている最大容量の 512Mまでは問題なく使えるとは思いますが、 この機能の為にそこまでするなら素直にiPodとか買いましょう。 コストパフォーマンス滅茶苦茶悪いですから。 (これ書いた頃はまだ高かったんだけど、最近安くなったなぁ……) あと、USB1.1での接続なので高速カードはたいして意味がないようです。 再生できないんだけど? 代表的なものとしては次の点が上げられます ・二重拡張子になっている SDS_0001.3g2.m4a など ・ファイルサイズが大きい 4Mを超えると再生できません ・フォルダ位置が間違っている 再確認してみて下さい iTunesって古いOSで使えないんだけど 当方では動作について未確認ですが、 dBpowerAMP(フリー)で AACに変換できるようです。 他の手段としてはやはりクイックタイムの購入くらいかと。 携帯上でファイル名と内容が食い違うんだけど 5505はファイル+管理ファイルで管理しているようなので、 例えば001のファイルにAという名前を付けて再生した後 それに別のファイルを001という名前で上書きしても 携帯上でのファイル名はAという名前が残ってしまいます。 (管理ファイルに001=Aと書き込まれた為) これを避けるには、その都度ファイル名を変えるか A5502K用ファイラーなどを流用して転送すると良いかと。 そもそも古いOSだと5505自体認識されないんだけど 基本的にはUSBなので、ドライバを入れて下さい。 Windows98だと非公式ながら他メーカーの デジカメ用のUSBドライバで動いたそうです。 これもリンクを張るのは避けますが、 ちょっと検索すればすぐに出ると思います。 サブ画面から操作できないんだけど メインメニューのminiSDメニューから操作すると 閉じた時に「操作中」表示が出てしまって操作できません。 データフォルダからソフトキーでminiSDに飛ぶか、 最初からサブ画面で操作していると サブ画面からでも操作できるようになります。 |